和田毅投手と、ダブルエースとされる若きエース、ソフトバンクホークスの武田翔太投手がようやく素質を開花させつつあります。

 

武田翔太投手は、以前から将来的に、

 

ソフトバンクホークスの大エース、斉藤和巳になれる逸材とされていました。

 

そして、昨年の13勝(6敗)に続き、今年も2年連続の二桁勝利の11勝(5敗)を挙げ、その素質が開花させつつあります。(2016年8月16日現在)

 

そんな武田翔太投手は、どんなピッチャーなのか、そして、魔球ドロップカーブの凄さについて分析してみましたので、お伝えしたいと思います。

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武田翔太投手とは?

 

まずは、武田翔太投手はどんなピッチャーなのかを知るためにプロフィールを見ていきたいと思います。

 

名前     武田翔太(たけだ  しょうた)

生年月日   1993年4月3日

身長     187センチ

体重     85キロ

ポジション   ピッチャー

出身地    宮崎県宮崎市

高校     宮崎日大高校

ドラフト   2011年ドラフト1巡目

 

武田投手は、中学の時から素質の片鱗を見せはじめました。

 

中学の軟式野球部で、県大会優勝を果たしました。

 

そして、宮崎県選抜にも選ばれ、全国大会に出場し、中学当時から142キロを投げていたそうです。

 

軟式野球で140キロ超えは凄すぎとしかいいようがありませんね。

 

そして、宮崎日大高校に入学後は、1年秋からエースとなり、九州のダルビッシュと呼ばれていました。

 

3年の夏の宮崎県大会では、準々決勝まで進出しましたが、脱水症状により9回裏に降板し、後続のピッチャーが打たれ、サヨナラ負けにより、甲子園出場の夢は絶たれました。

 

ちなみに、高校2年の時点で、最速151キロのストレートを投げていたそうです。

 

出典:gytrn327

 

そして、2011年11月、将来性が高く評価され、ソフトバンクホークスから1巡目の指名を受け、入団することになりました。

 

魔球、ドロップカーブとは?

 

武田翔太投手と言えば、最速154キロの力強いストレートが武器ですが、

 

そのストレートに加え、

 

魔球と言われる、ドロップカーブ

 

が凄いと思います。

 

なぜ凄いのかって言いますと、

 

バッターが狙っていても打てないからです。

 

ちなみに、そのドロップカーブは、中学2年の時に投げ始めたそうです。

 

恐ろしい中学生ですね。

 

では、どのように凄いのかをまとめてみました。

 

①変化(落差)が大きい

 

②回転力が凄い

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①変化(落差)が大きい

 

テレビで見ていても、バッターの手前で大きく縦の変化をしていることから、体感では相当の変化をしていると思います。

 

おそらく、バッターからすれば、漫画のように、ボールが消える感覚だと思います。

 

出典:プロ野球チャンネル

 

さらに、リリースポイント(ボールを離す位置)が高いため、その分だけ落差が大きくなっています。

 

上の動画を見てもわかるように、このヒントは、バレーボールのスパイクらしいですね。

 

大抵の方、縦のカーブは、バレーボールのスパイクや、バドミントンのスマッシュをヒントとしている人が多いと思います。

 

②回転力が凄い

 

この回転力が凄いっていうのは、

 

普通のカーブは、抜くようなイメージで投げます。

 

しかし、武田投手のドロップカーブは、できるだけ抜かないように、ストレートに近い軌道で、しっかりと回転をかけて投げるそうです。

 

その為、ドロップカーブのスピードも120キロ以上のスピードが出ています。

 

武田投手は、インタビューで、

 

真っすぐと同じように腕を振らないと意味がないボールだと考えています。

握った状態では、中指側に気持ち力を入れます。そして中指と人さし指の指先で切って、親指で弾くようにボールをリリースします。

それが回転数を上げるポイントです。手首の角度に決まったものはなく、自分が投げたい軌道によって変えます。

右バッターに対して、のけ反らせたいのであれば、斜めのラインを描きますし、空振りを狙いにいくときはタテに落とします。

リリースのとき、中指と人さし指の指先と親指の第一関節で描くラインがボールの軌道になるんです。

また、緩急のつけ方は感覚的になりますが、少し早く抜くようにリリースすればスピードが落ちて大きく曲がります。

速くしたければリリースは必然的に打者寄りになります。そのように曲がりとスピードを変えています。

出典  週間ベースボール

 

やはりこんなに凄い魔球とされる変化球を投げるには、様々な工夫があるんですね。

 

ホント狙っていても、打てないっていうのは、凄すぎますね。

 

まとめ!

 

このように、ソフトバンクホークスの若きエース、武田翔太投手が昨年より成績を伸ばしている要因の一つとして、魔球のドロップカーブが挙げられるのかなって思います。

 

武田翔太投手は、将来的にはメジャー挑戦も視野に入れていることから、まだまだ進化していく予感がしますね。

 

また、工藤公康監督からも配球を学んだり、球速だけにこだわらず、打者をいかに打ち取るかを探求していることから、ホント将来が楽しみです。

 

この先、どんな結果を残すのか?ソフトバンホークスの若きエース、武田翔太投手に、ぜひご注目下さい。

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