ある甲子園常連校では、朝から夜までみっちり練習している高校が今もなお、たくさんあります。

 

しかし、文武両道で勉強にも力を入れている高校では、短時間集中型の練習をしている高校もあります。

 

では、実際には、長い練習時間の方が良いのか?

 

それとも、短い練習時間の方が良いのか?

 

自らの体験を交え、お伝えしていきたいと思います。

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長い練習時間!

 

長い練習時間とは、実際にどのくらいの練習時間だと思いますか?

 

ちなみに私の高校時代は、高校の中でも屈指の練習時間だったと当時言われていました。

 

朝は、基本的には、5時半には学校に着いていましたし、帰宅時間は、夜の10時くらいで、遅い時は、日付が変わっていました。

 

相当にしんどかったので、何回も辞めようと思いましたが、チームメイトが頑張っていたので、自分も負けまいと思い、気がつけば、その厳しい練習時間にも慣れて、朝は他の人より早く学校に来て、筋力トレーニングをしていました。

 

同じ目標をもった仲間がいることは、大切ですね。

 

それでは、長い練習時間のメリットとデメリットを挙げていきたいと思います。

 

長い練習時間のメリットは、

 

①精神的に強くなる

②身体が自然に反応する

 

①の精神的に強くなるっていうのは、長時間練習することにより、自分は他の人よりこれだけ沢山の練習をこなしてきたのだから、絶対に負けないっていう自信になります。

 

私も、高校では、かなりの練習時間をこなしてきたので、それだけで自分は結果を残せるっていう自信が少しずつ湧いてきました。

 

また、長時間の練習をして、精神的にも強くなることで、ここ一番のチャンスや、ピンチにも強くなると思います。

 

やはり自分自身、これだけやったのだから、何も怖れることもないし、練習の通りやれば大丈夫っていう気持ちになるので、落ち着いてプレーできるようになります。

 

高校野球の強豪校のほとんどは、厳しい環境で、練習をしてきている為、やはり甲子園などの大舞台で結果を残せるのも、やはり練習の成果だと思います。

 

②の身体が自然に反応するっていうのは、長時間、反復的に練習をすることにより、身体が自然に反応するようにまでに成長します。

 

例えば、打撃であれば、ツーストライクに追い込まれた際に、ストライクくさいボール球にも自然に身体が反応して、カット(ファール)にできたり、

 

守備においては、内野手であれば、バットがボールに当たる角度によって、打球の判断ができ、自然に身体が動いたりします。

 

また、長い練習時間のデメリットは、やはり長い時間、練習する為、ケガが必然的に起こる可能性が高いと思います。

 

伸びる選手は、ケガをしないギリギリのところまで身体を追い込んで、身体を上手くコントロールできると言われることがありますが、なかなか難しいと思います。

 

やはり指示された練習を我慢しながらプレーする人が多いので、やはりケガをするギリギリのところで自ら練習を止めることができず、結果的にケガをしてしまいます。

 

ただし、これは指導者が上手くコントロールしないといけないと思います。

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短い練習時間!

 

短い練習時間のメリットは、限られた時間で練習する為に、かなり質の高い練習ができると思います。

 

また、一つ一つのプレーに集中してプレーすることで、ケガをする確率が、長時間の練習と比べて、かなり下がります。

 

文武両道を目標とされている学校では、このような短時間で成果を上げるような練習をしている学校も多いと思います。

 

ただ、短い練習時間のデメリットとしては、長い練習時間のメリットの裏返しで、練習量が必然的に少ないので、精神的な強さという面では、強くはならないと思います。

 

まとめ!

 

長い練習時間と短い練習時間を比較してきましたが、長い練習時間は長い練習時間でのメリットがありますし、短い練習時間は短い練習時間のメリットがあるので、それを上手くコントロールしながら、練習時間を考えていく必要があります。

 

ただし、過度の長い練習は、ケガの可能性、リスクが高くなるので、注意が必要です。

 

やはり効率的に効果的に質の高い練習が理想となりますので、ある程度の練習時間で、質の高い練習を考える必要があると思います。

 

少しでも野球のレベルアップ向上につながれば、幸いです。

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