ヤクルトスワローズの山田哲人選手が、トリプルスリーに大きく近づきながらも、肋骨骨挫傷の怪我の為、戦線離脱しました。
MRIの結果、ヒビは入っていないようですが、しばらく安静が必要とのことです。
原因は、7月30日の巨人戦で、背中に死球を受けた箇所が悪化したと言われています。
トリプルスリーにあと一歩のところなので、復帰時期がいつなのかが気になるところですが、実際はいつくらいに復帰するのでしょうか?
また現状などを踏まえて、トリプルスリーの可能性を探ってみたいと思います。
肋骨骨挫傷とは?
まず骨挫傷とはなんぞや?っていうことですが、骨折のようなイメージを持たれる方が多いと思いますが、骨挫傷は骨折ではありません。
仮にヒビが入っている場合は、骨折となります。
では、骨挫傷ってなんやねんってことですが、
骨挫傷は、骨折と異なり、比較的軽度の損傷です。
ちなみに、骨挫傷は、レントゲン、CTなどでは判断がつかないようで、MRIでないと、判断できないようです。
ですから、骨折してない、多少程度が低い痛みだったので、7月末に死球を受けてからも痛みをこらえて、試合に出続けていたんですね。
要するに、骨挫傷は骨折とは少し違い、少し骨が傷ついた状態、炎症を起こしている状態らしいです。
ちなみに、捻挫とかと同じで、地味にズキズキした痛みがあるそうです。
自分も骨折、ヒビ、肉離れなど怪我には、悩まされたので、よくわかります。
しかも、骨の炎症や、ヒビが入ったり、捻挫などはホント治りにくいので、かなり厄介です。
いっそのこと骨折であれば、いいのになって思ったことは多々ありました。
骨挫傷はどのくらいで治るの?
次に気になるのは、骨挫傷はどうやって治せばいいのかっていうことですが、やはり骨折やヒビが入った場合と同じで自然治癒で治すしかないようです。
ちなみに、自分の体験では、2週間程で、痛みが引くのではないかと思います。
ただし、どの程度の炎症なのかがわからないので、4週間ほどの時間がかかる可能性もあります。
ですから、怪我で離脱した際にに、球団からは、全治不明という曖昧な表現になったのだと思います。
仮に、8月10日から安静にして、2週間と考えれば、8月24日くらいに練習を再開して、8月末に復帰の可能性があり得ます。
しかし、痛みが引くのに、4週間ほどかかるようであれば、調整時間も含めて、復帰時期は9月半ばだと思います。
ただ、炎症の程度にもよるので、一概には判断が難しいと思います。
史上初のトリプルスリーは達成可能?
あとは一番気になるのが、トリプルスリーが達成可能なのかっていうのが頭をよぎると思います。
現状の成績では、トリプルスリーの条件を盗塁以外のホームラン30本、打率.300は満たしているので、あとは盗塁のみ30個できれば、トリプルスリーが達成されることになります。
現在の盗塁数は27個になっています。
ですから、あと3個で30個となり達成します。
今の怪我の状態が、仮に9月末くらいと遅い復帰を想定した場合でも、こんなチャンスはなかなか無いので、9月半ばくらいにバッティングができない状態であっても、一軍に上げて、代走での出場で、盗塁のみ狙うことも十分に考えられます。
巨人の鈴木尚広選手のように試合の終盤に出てきて、盗塁のみを狙ってくるかもしれません。
まだ今シーズンも1ヵ月半ほどありますし、今は焦らないで、とりあえずは、できる限り早く痛みを取ることだけに集中して、あとはケガの治り次第で考えれば良いと思います。
ソフトバンクの柳田悠岐選手とともに史上初の2年連続トリプルスリーを達成してほしかったのですが、現状では柳田選手はかなり難しい状況のなので、山田選手には、この試練を乗り越えてほしいですね。
山田選手は、なんやかんやで、終盤にケガが完治していなくても、痛み止めの注射を打って、試合に強行出場して、結果的にはトリプルスリーを達成するのではないかって思います。