現在、広島東洋カープは、セ・リーグの首位を独走していますが、
その中でも中心的に活躍をし続け、打線を引っ張る新井貴浩選手は、今乗りにのっています。
実は、新井貴浩選手は、プロ入り18年目で現在自己最高の打率.323(2016年7月18日現在)を残しています。
画像引用元:デイリースポーツ
最近の新井選手を見ていると、勝負を決める一打も多いですし、どこに投げても打ちそうな雰囲気さえ漂っています。
それでは、なぜこんなにも好調なのか、何がそうさせているのかを自分なりに分析したので、お伝えしたいと思います。
慣れ親しんだ環境!
今年で広島東洋カープに復帰して2年目になりますが、新井貴浩選手の成績が阪神タイガースに在籍時よりも、かなり安定しているような気がします。
それでは実際に過去5年の成績を見てみましょう。
左から順に、試合数、打率、本塁打、打点
2012年(阪神) 122試合 .250 9本 52打点
2013年(阪神) 140試合 .267 15本 70打点
2014年(阪神) 94試合 .244 3本 31打点
2015年(広島) 125試合 .275 7本 57打点
2016年(広島) 82試合 .323 11本 66打点(2016年7月18日現在)
このように、広島へ復帰後はかなり安定した成績を残していることがわかります。
では、なぜこんなにも好調なのでしょうか?
私が思うには、新井選手は、慣れ親しんだチームに戻ったことから、より自分らしさが出せているのではないかって思います。
結果というのは、仕事のしやすさ、職場環境も大きく作用することも考えられるので、
やはり新井選手は、広島東洋カープが一番合っていたのかもしれません。
また、新井選手と言えば、責任感が大変強く、プロ野球選手会の会長を4年も務めていましたが、
阪神タイガースでは、その責任感の強さから絶対に結果を残さなければいけないっていう気持ちが強すぎて、
逆に結果がついてこなかったのかもしれません。
しかし、今では伸び伸びと楽しく野球をやっているような気がします。
皆さんご存知のように、特にオールスター直前の7月までの成績は神がかり的で、驚異的でした。
7試合に出場し、
打率 .593
本塁打 5本
打点 16打点
動画引用元:1試合2発!広島・新井貴浩9号ソロ&10号2ラン https://www.youtube.com/embed/NgStsiVs1ok” frameborder=”0″ allowfullscreen></iframe>
と恐ろしいくらいの結果を残しました。
しかも、右方向への打球が多く、ボールを自分の身体近くまで引きつけて、打っている打席が多かったので、
ボールをより長く見れていることも好調の要因だと思います。
そして、新井選手自身も「逆方向への打球が多く、いいスイングができている」とコメントされているくらい調子が良いみたいです。
また、下半身もかなりうまく使って打てているのも好調の要因だと思います。
それにしても、新井選手の打った後のバットの投げ方が格好良すぎますね。
後半戦も、できればこの調子を維持して、久しぶりの打率3割を目指して頑張ってほしいです。
若手の台頭!
広島東洋カープは、現在、セ・リーグの首位を大きく独走中ですが、打撃陣では核弾頭の田中広輔選手、鈴木誠也選手、
そして投手陣では野村祐輔投手など若手が大活躍であるっていうのも、新井選手の成績にも関係しているのかもしれません。
やはり活気のあるチームにいると自然と「自分も自分もっ」という感じの相乗効果で乗せられていることも考えられます。
ただ、新井選手もその波に乗ることで、新井選手ほどの実績のある選手が必死に頑張っていることで、俺も頑張らねばっていうことで、さらに若手を刺激していることあると思います。
このように、新井貴浩選手は、広島東洋カープに復帰し、慣れ親しんだチームでプレーしているから、このような好成績を維持できているように感じます。
毎日ハツラツとした新井選手のプレーを見ていると見ている方も元気が出ますし、
また、チームとしても士気が上がるので、これからもチームを引っ張っていってほしいです。