2016年のメジャーリーグの前半戦が終了しましたが、日本人選手の成績はどうだったでしょうか?
今回は、第2弾として、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手、シアトル・マリナーズの岩隈久志投手、青木宣親選手の前半戦の成績、そして後半戦を大胆に予想してみたいと思います。
ニューヨーク・ヤンキース、田中将大投手!
ニューヨーク・ヤンキース、田中将大投手の前半戦の成績をまず見てみたいと思います。
試合数 18試合
投球回数 117回
勝負数 6勝2敗
防御率 3.23
奪三振数 93個
四球数 22個
クオリティスタート 11試合
今年の前半戦は、成績だけみると、勝ち数が6勝、防御率も3点以上で、もう一つパッとしない感じに見えるかもしれませんね。
しかし、チームの先発ピッチャーが苦しむ中で、前半戦は1度も離脱することなくローテーションを守り抜いたので、かなり頑張ったと思います。
特に投球回数がそれを物語っていると思います。
投球回数
2014年 136回1/3
2015年 154回
2016年 117回(2016年7月15日現在)
画像引用元:気になる有名人あれこれ http://nori3.blog.so-net.ne.jp/2015-03-02
過去2年よりも今のところ、かなり長い投球回数を投げていることわかります
=チームへの貢献度大
また、クオリティスタート(先発ピッチャーが6イニング以上投げて、自責点が3点以内)が11試合だったので、実際の勝ち数は6勝ですが、10勝くらい勝っていたかもしれません。
ただし、今年のヤンキース打線は残念ながら、つながりが悪く、2点以内に抑えていても勝てない試合も何試合かありました。
また、打線の援護が遅くて、田中将大投手が交代してから勝ち越し点をあげるなど、かなり厳しいチーム事情でした。
そう考えれば、6勝しかしていませんが、価値のある6勝かもしれません。
後半戦は、前半戦同様に田中将大投手の好投に期待しつつ、打線の奮起にも期待して、3年連続の二桁勝利、そして200イニング以上の投球回数の達成に期待したいと思います。
シアトル・マリナーズ、岩隈久志投手!
まず成績から見てみましょう。
試合数 18試合
投球回数 114回1/3
勝負数 9勝6敗
防御率 4.25
奪三振数 83個
四球数 27個
クオリティスタート 9試合
画像引用元:MLB NEWS http://blog.livedoor.jp/i6469/archives/38939992.html
前半戦の岩隈久志投手は、無失点に抑えた試合が1試合もありませんでしたが、前半通してかなり安定した投球だったと思います。
点数は取られるが大きく崩れることなく、粘り強く3点くらいに抑え、打線が援護して勝つというような試合が多かったと思います。
結果的にも日本人トップの9勝だったので、この調子で後半戦も粘り強く勝ち数を伸ばして、最低でも15くらいは勝ってほしいです。
また、防御率を3点台に乗せ、200イニング以上の投球回数を達成してほしいです。
後半戦も岩隈久志投手に期待です。
シアトル・マリナーズ、青木宣親選手!
まずは成績から見てみましょう。
試合数 67試合
打率 .245
本塁打 1本
打点 11点
安打数 61本
盗塁数 4個
画像引用元:excite.ニュース http://www.excite.co.jp/News/keywords/チームメイト岩隈久志/
前半戦の青木宣親選手はメジャー移籍後で、一番苦しいシーズンだったと思います。
メジャー移籍後、ケガ以外で初めてマイナー落ちの経験しました。
一時期は打率2割ちょっとの時があり、絶不調は乗り越えたものの、3安打以上の固め打ちがほとんどなく、少しは復調し、2割5分近くまでは上がってきたが、6月末には、マイナーに落ちました。
しかし、マイナーに落ちてからは、11試合に出場して、打率.333と青木宣親選手らしいバッティングが戻りつつあります。
マリナーズの監督も「オールスター戦の間に改めてメジャーに上げるか判断したい」とのコメントを出していることから、後半戦の早い段階でのメジャー昇格もあるかもしれません。
2年前にもロイヤルズ在籍時に、オールスター前の打率が.260と不調だったが、8月、9月に盛り返したこともあるので、後半戦の早い時期のメジャー昇格に、まずは期待したいです。
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『2016年メジャーリーグ前半戦終了!気になる日本人選手の成績は?①』 http://vodka15.com/archives/416
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