読売ジャイアンツのエースの菅野智之投手が1か月ぶりの6勝目を挙げました。
菅野智之投手は、いつも好投しながらも、打線の援護に恵まれないなど、なかなか勝ちにつながりませんが、それもエースの宿命かもしれません。
それでは、読売ジャイアンツのエース、菅野智之投手のプロフィール、そして、一体どこが凄いのかを徹底分析したので、お伝えしたいと思います。
菅野智之投手のプロフィール!
菅野智之投手は、みなさんご存知のように前ジャイアンツ監督の原辰徳監督の甥っ子として有名です。それでは、さっそくプロフィールお伝えします。
身長 186センチ
体重 92キロ
生年月日 1989年10月11日
投球、打席 右投右打
ポジション 投手
自己最速 157キロ(大学の時の国際大会のキューバ戦にて記録)
ドラフト 1位
新町中学(関東大会ベスト8)
東海大相模高校(甲子園出場なし)
東海大学(全日本大学選手権、準優勝)
菅野智之投手は、東海大相模高校の2年の秋あたりからエースとして本格的に頭角を現しはじめました。
高校時点でストレートの最速は、すでに148キロを投げていました。
また、東海大相模高校の同期には広島東洋カープの田中広輔選手、1学年下には先にジャイアンツに入団した大田泰示選手がいました。
しかし、神奈川県大会は、横浜高校、桐光学園、日大藤沢高校、横浜商大高校などかなりの激戦区であるため、3年の夏の県大会では決勝まで勝ち進みますが、桐光学園高校に敗れ、甲子園を逃しました。
東海大学に入学後は、一回生の秋から主戦投手として活躍しました。
2回生の春からは、4期連続の優秀投手賞を受賞しました。
そして、3回生の春には、全日本選手権で決勝まで勝ち進みますが、決勝で東洋大学に0-5で敗れ、惜しくも優勝を逃しました。
さらに、その3回生の夏に世界大学野球の日本代表に選出され、キューバ戦では自己最速の157キロを記録しました。
菅野智之投手は、大学では全日本選手権でノーヒットノーランを達成するなど数々の記録を残しましたが、大学の首都大学リーグの通算記録がまた凄いです。
通算成績 37勝4敗
防御率 0.57
奪三振 347個
完封勝 14回
通算成績がかなり凄いと思いますが、突出すべき点は、防御率が1点を切るのが、かなり凄いと思います。
画像引用元:日刊スポーツ.com
首都大学リーグは、日本の大学のリーグの中でもかなりレベルが高いと思いますが、そのリーグでも、ほとんど敵なしのような状態だったのかなと思います。
当時のアマチュアでは、NO.1ピッチャーだったと思います。
菅野智之投手は、どこが凄いのか?
菅野智之投手と言えば、まだ入団4年目ですが、早くもジャイアンツのエースとして活躍しています。
それでは、どうところが凄いからバッターを抑えることができるのか?をわかりやすく解説したいと思います。
①コントロールが抜群
②球種が豊富
③ストレートに力がある
画像引用元:gooニュース
①については、本人も以前インタビューで語っていたことですが、コントロールに困ったことは今までないっておっしゃっていたほどで、ホント抜群にコントロールがいいです。
制球力を示す、与四球率がセ・リーグ1位で1.97を記録しています。
ちなみに与四球率とは、ピッチャーが1試合完投したとした場合に、相手に与える四球の数です。
菅野智之投手は、1試合投げても、ファーボールを2つも出さない計算なので、相当コントロールが良いことがわかります。
②については、球種が6つもあることです。
・鋭いカットボール
・縦横のスライダー
・カーブ
・シュート
・フォーク
こういうピッチャーは、的が絞りにくくて、バッターからすれば、なかなか打つのは難しいと思います。
右バッターであれば、自分の方に向かってくるシュート、下に落ちるフォーク、縦のスライダー、外に逃げるカットボール、スライダーなど球種がたくさんありすぎて狙い球が絞りにくく、球種をある程度絞らないとなかなか打てないと思います。
③については、日本ハムの大谷翔平投手ほどのスピードは出ませんが、最速155キロストレートで、さらに球に伸びがあるので、バッターは155キロ以上のスピードに見えているのではって思います。
このように、ストレートがかなり速くて、しかもコントロールが抜群、そして、球種が豊富なので、結果として、プロ入り後、3年連続二桁勝利、そして3年間の通算防御率が2.45と安定しているのは、なんとなく納得できると思います。
菅野智之投手は、まだまだもっと凄い記録を作るのではって思いますし、侍ジャパンの大谷翔平投手とともに日本のエースとして、頑張ってほしいです。