藤川球児はなぜ打たれるのか?

その理由を解説します。

2016年のプロ野球のシーズンもすでに2ヶ月が経ち、活躍できている選手、不振にあげく選手など様々に出てきているかと思います。

そこで、今回は阪神タイガースの元クローザーとして大活躍した藤川球児選手がピリッとしない原因ついて大胆に分析したいと思います。

なぜ簡単に打たれるのか?

 

理由は3つあるかなっと思います。

まず1つ目は、以前に比べ球威が、全くないことです。

 

以前、ストッパーとして大活躍した時のストレートは150キロを超えていましたし、またストレートの伸びもテレビ画面で観ていても凄いものがあったにもかかわらず、今はストレートは140キロを少し超えるくらいで、たまに140キロに満たない時もあります。

 

しかも全くストレートに伸びもなく、あのストレートでは他の球種も活きてこないので、プロの世界ではまず通用しないと思います。

 

2つ目は、コントロールが甘いことです。

 

以前は、低めにしっかりと決まっていたコントロールもやや甘くなってきていて、フォークボールが、抜けて真ん中に入ってきたり、ストレートが真ん中付近にきたりしているように思います。

 

そして結果として、スタンドまで運ばれてしまうことになっていると思います。

 

3つ目は、スタミナ不足だと思います。

 

簡単に言うと、体力はあるが球を投げる肩のスタミナが不足していると思います。

 

これは単なる投げ込みが不足していて、1試合投げるスタミナ、試合を半分投げ切るスタミナさえないと思います。

 

ですから、3イニングくらいはなんとか抑えるものの、打者一巡した4回、5回あたりから急に球に勢いが無くなり、簡単にヒットされたり、場合によってはホームランを打たれているのかなって思います。

 

では、どうすればいいのかってところですが、やはりメジャーの上原浩二投手のように、いかに遅いボールを早く見せ、そして細心の注意を払い低めにコントロールできるかが、今後の課題だと思います。

 

また、今は先発からセットアッパー、クローザーに配置転換していますが、まずは1イニングをしっかりと抑えられるようにすることから始め、全盛期になるには難しいかもしれませんが、150キロ近い伸びのあるストレートを投げれるように復活をしてほしいです。

 

個人的なことですが、クローザーで藤川球児がリンドバーグの「every little thing every precious thing」とともグランドに出てきたとき、鳥肌が立ちました。

 

まだまだペナントレースも半分以上ありますし、ベテランらしい投球を見せてほしいです。