阪神タイガースの監督が和田監督から金本知憲監督に変わり、2016年のシーズンはどんなシーズンになるのか?

 

また、先日金本知憲監督から発表されたチームのスローガン「超変革」で本当にチームは変わるのか?

 

さらに、金本知憲監督の選手時代からの実績により、今後の阪神タイガースにどのように自らの考え方をチームに浸透させていくのかを予想していきたいと思います。

 

金本知憲監督の現役時代

金本知憲監督は、現役時代には凄まじいほどの練習をこなしていたことは誰もが知っていると思います。

 

しかし、金本知憲監督が、新人の時には、身体のラインが物凄く細く、当時の打撃コーチからも「転がして足を活かせ」と言われていました。

 

本人もクビを覚悟していたほど、非力だったからです。

 

その悔しさから過酷な筋力トレーニングをするようになったそうです。

 

その努力の結果、入団3年目には、シーズン途中から17本塁打と結果を残し、翌1995年の開幕からレギュラーを勝ち取ったそうです。

 

それからは、チームの顔として、結果を残し続け、2003年にFAにより阪神タイガースに移籍しました。

 

移籍後も大活躍し、移籍1年目にリーグ優勝に大きく貢献しました。

 

その後は、1492試合の連続出場記録を達成し、ギネス世界記録にも認定されるなど、阪神タイガースの顔として活躍しました。

 

このように、現役時代は決して天才肌で入団当初からレギュラーとして活躍したのではありません。

 

本人自身もクビを覚悟していたほど、崖っぷちであったが、自らを極限まで追い込む筋力トレーニングにより、レギュラーを勝ち取り、さらにトップ選手として活躍し続けました。

 

ですから、自分と同じように努力により、人は変われるということを選手に浸透させると思います。

 

現に、金本知憲監督は、「クリーニング屋さんが困るくらい練習して、ユニフォームを汚せ」とも言っています。

 

おそらく、人は少し変えるくらいではあまり結果も変わらないから、金本知憲監督はチームのスローガンに挙げています「超変革」劇的な変化を考えているのだと思います。

 

なんか数年前に落合博満監督が中日ドラゴンズの監督に就任した時に似ているかなって思いました。

 

当時の落合博満監督!

当時中日ドラゴンズの落合博満監督は、物凄い練習量を選手に課しました。

 

その結果、落合博満監督が監督在籍期間の8年間で、

 

リーグ優勝 4回

日本一        1回

 

と素晴らしい結果を残しました。

 

その当時の落合博満監督と金本知憲監督は考え方の一部は似ているかなって思います。

 

ですから、これから先、阪神タイガースの時代が到来しても何の不思議はないと私は思います。

 

昔からよく言われる練習は嘘をつかないっていうことを金本知憲監督は証明してくれるかもしれませんね。

 

期待の選手、鳥谷敬選手!

金本知憲監督は、2016年シーズンも主将に鳥谷敬選手を任命しました。

 

金本知憲監督は打撃のキーマンとして、

 

鳥谷 敬選手
福留 孝介選手

ゴメス選手

 

の3人をあげています。

 

その中でも、主将に任命した鳥谷敬選手には、たくさんの注文があるようです。

 

ちなみに今年の鳥谷敬選手の成績は、

 

打率 .281
本塁打 6本
打点 42打点

盗塁 9個

 

という結果でした。

 

金本知憲監督からの要望としては、全ての面で物足りないとのことです。

 

1番バッターとしては、盗塁が9個では物足りない。

3番バッターとしては、本塁打が6本では物足りない。

 

ということです。

 

たしかに、阪神タイガースだから、3番バッターですが、他の球団にいけば、2番か6番あたりの選手かなって思います。

 

しかし、鳥谷敬選手は、過去の最高記録として、

 

本塁打 20本

盗塁    18個

 

という結果を残しています。

 

そういうこともあって金本知憲監督は、鳥谷敬選手に「まだまだもっとできるでしょ」っていう意味合いで本人にハッパをかけているのだと思います。

 

また、阪神タイガースの顔となっている鳥谷選手が、さらに練習をし、頑張れば、チームとしても若手の手本となり、

 

「鳥谷さんがあれだけ練習をやってるのなら、自分も」

 

という相乗効果も生まれると思います。

 

その結果、チーム力が大きく上がってくると思います。

 

私は、新体制の金本知憲監督になってから、阪神タイガースは大きく変わってくると思います。

 

ただ、すぐに結果が出るのは難しいとは思いますが、3年もあれば、阪神タイガースの新時代になるのではないかなっと期待しています。