阪神タイガースの若きエース、藤浪晋太郎投手にスポットを当てていきたいと思います。

そこで、阪神タイガースの藤浪晋太郎投手の2015年のペナントレースを振り返り、分析した上で、来年2016年のペナントレースの予想もしてみたいと思います。

藤浪晋太郎投手の2015年!

藤浪晋太郎投手の2015年のペナントレースの成績は、

試合数  28試合
勝ち数  14勝
負け数  7敗
防御率  2.40
投球回  199回
四死球  93個
奪三振数 221個

このように、2015年の成績は、客観的には、凄い結果を残したと思います。

特に奪三振数は凄いと思います。

2015年の奪三振王に輝きましたが、2位のメッセンジャーに30個ほどの差を付け、余裕をもって2015年の奪三振王になりました。

これは凄いとしかいいようがありません。

1イニングに1個以上の奪三振数なので、単純計算でも1試合を完投すれば、必ず二桁奪三振を記録する計算となります。

防御率からみても、やはり三振を取りたい時にしっかりと取ったから、この素晴らしい防御率となったのだと思います。

また、藤浪晋太郎投手は、今年、初完封を記録し、その後4完封を記録したように、良い時は、手がつけられないピッチングができるのもファンからすれば大きな魅力です。

藤浪晋太郎投手の大きな魅力は、ダイナミックなフォームから繰り出される、ややスリクォーター気味の迫力のあるMAX158キロのストレートです。

しかも藤浪晋太郎投手は、スリークォーターで、本人が言うには、バッターとの距離を短くするためだそうで、身長198センチで、ふつうの人と比べても、かなり手足が長いので、バッターとの距離が近いのに、さらにバッターとの距離を近くしようとする本人の考え方は、凄いと思います。

自分の特長を生かしきっていると思います。

2016年のペナントレースは?

藤浪晋太郎投手の2016年のペナントレースは、どれだけ勝って、どれだけの防御率で、奪三振王を取れるのか等を予想してみたいと思います。

勝ち数  15勝
負け数  5敗
防御率  2.60
投球回数 200回
奪三振数 200個
四死球  70個

勝ち数ですが、能力的に考えて、最低は15勝くらい勝つと思います。

また、打線の援護があれば、20勝近くは勝ってもおかしくないと思います。

ただし、打線の援護に全く恵まれないような事態が多ければ、10勝くらいしか勝てないでしょう。

続いて、防御率ですが、今年は出来すぎたので、2.60くらいになるのではないかと思います。

投球回数に関しては、今年はギリギリで200回に満たない数字となってしまったので、来年は最低200回はチームのためにも投げてほしいです。(あくまで希望)

奪三振も今年は出来過ぎだったので、200くらいかなって思います。

四死球は今年93個と多すぎでしたので、来年は20個ほど減らしてほしいです。

私は藤浪投手にもっと良いピッチャーになるために、これからの課題にしてほしいのが、コントロールをもっと意識して投げてほしいです。

そうするためには、まず常に同じフォームで投げることができるようにすることが大切だと思います。

私が思うに、リリースポイントが調子が良い時は、一定してるが、調子が悪い時は、明らかなボールが多く、無駄な失点が多いからです。

それだけを意識すれば、ファーボールの数も減り、無駄な失点が少なくなり、勝ち星もあと3〜5は多く勝てると思います。

しかも、今後藤浪晋太郎投手がメジャーに行きたいと本気で考えているなら、コントロールがもっと良くならないと、厳しいと思います。

もっと良いピッチャーになるためにも、もっとコントロールを意識して、日本ハムファイターズの大谷翔平投手を超えるつもりで頑張ってほしいです。