日本ハムファイターズの大谷翔平投手は、シーズン中も活躍しましたが、先日開催されたプレミア12でも活躍を魅せました。

それにより、メジャーの評価はどう変化したのか?

メジャーの球団のスカウトマンの動きを徹底分析していきたいと思います。

まず、シーズン中の大谷翔平投手がどのような成績だったのか?を分析してみたいと思います。

2015年、ペナントレース!

2015年、シーズン中の大谷翔平投手は、

登板数   22試合
勝ち数   15勝
負け数   5敗
防御率   2.24
イニング数 160.2回
奪三振  196個

四死球  49個

という結果を残しました。

まず、この成績をみて感じたのが、イニング数に対するファーボールの少なさが異常に凄いと思います。

また、奪三振も異常に凄いですね。

もっと打線との兼ね合いがうまくいけば、20勝近くは勝てた気がします。

ふつう、160キロほどのスピードのあるストレートを投げるピッチャーは、もう少しコントロールが悪いことがほとんどだと思います。

しかし、大谷翔平投手の魅力は、並外れたスピード、160キロのストレートを自分の投げたいところにしっかり投げることができることが1番凄いと思います。

ふつうは、あれだけのスピードのあるストレートを投げれば、まずキャッチャーの要求するところから大きく外れてしまいます。

その大きく荒れることがほとんどなく、低めにコントロールできるのがホント凄いと思います。

例えば、例を挙げるとすれば、

阪神タイガースの藤浪晋太郎投手の2015年の成績と比較すると、

イニング数 199回

四死球    93個

 

で、1試合当たりの四死球は、4.24個になります。

 

それに対して、大谷翔平投手は1試合当たりの四死球は、2.75個とかなり少ない数字の結果となっています。

 

藤浪晋太郎投手がもの凄くコントロールが悪いわけでもなく、大谷翔平投手が異常なくらいコントロールが良いのも、このデーターから読みとれます。

 

その結果、これだけの勝ち数を積み上げられた要因の一つだと思います。

 

続いて、プレミア12での成績をみて、分析し、メジャーの球団の評価がどのように変わったのか?お伝えしていきたいと思います。

 

プレミア12での戦績!

まず大谷翔平投手のプレミア12での成績は、

 

試合数     2試合
勝           1勝
防御率     0.00
イニング  13回
奪三振     21個
四死球     2個

被安打     3個

 

という結果でした。

 

防御率に関しては、13イニングしか投げていないので、参考と考えるとして、何が凄いかというと、イニングに対する奪三振率、そしてイニング対する四死球の少なさがやはり凄いですね。

 

また、被安打3となっていますが、実際にクリーンヒットはされておらず、実質被安打がゼロに近いと思います。

 

これによってメジャーの評価は、さらに高くなったと思います。

メジャーのスカウト陣は、どこを評価しているのかは具体的なところわかりませんが、間違いなく、コントロールの良さっていうのは、評価していると思います。

メジャーリーグでは、先発ピッチャーに関しては、100球を目処に考えていることから、十分に大谷翔平投手は、その100球で6イニング、7イニングは投げれると思います。

あるメジャーのスカウト陣の1人は、大谷翔平投手は、いますぐにでも活躍できる選手の1人。

特にあの160キロを超えるストレートは、少々甘く入っても打たれないとの評価がありました。

また、二刀流をやめ、ピッチャー一本に絞った方がいいとの意見も出ています。

私自身は、ストレートにあまりこだわらず、コントロールに細心の注意を払い、150台に半ばくらいにスピードを抑えたストレートを速くみせる投球術を考えてほしいと思います。

そうすることで、これから先メジャーにいったとしても肩を壊す確率を下げ、息の長いピッチャーになれると思います。

大谷翔平投手は、これから先、早くても4年後の25歳にしかメジャーに行くことができないが、4年間でもっと投球術を磨き、怪我をしない身体を作りあげてほしいです。