日本ハムファイターズの大谷翔平投手は、シーズン中も活躍しましたが、先日開催されたプレミア12でも活躍を魅せました。
それにより、メジャーの評価はどう変化したのか?
メジャーの球団のスカウトマンの動きを徹底分析していきたいと思います。
まず、シーズン中の大谷翔平投手がどのような成績だったのか?を分析してみたいと思います。
2015年、ペナントレース!
2015年、シーズン中の大谷翔平投手は、
四死球 49個
という結果を残しました。
まず、この成績をみて感じたのが、イニング数に対するファーボールの少なさが異常に凄いと思います。
また、奪三振も異常に凄いですね。
もっと打線との兼ね合いがうまくいけば、20勝近くは勝てた気がします。
ふつう、160キロほどのスピードのあるストレートを投げるピッチャーは、もう少しコントロールが悪いことがほとんどだと思います。
しかし、大谷翔平投手の魅力は、並外れたスピード、160キロのストレートを自分の投げたいところにしっかり投げることができることが1番凄いと思います。
ふつうは、あれだけのスピードのあるストレートを投げれば、まずキャッチャーの要求するところから大きく外れてしまいます。
その大きく荒れることがほとんどなく、低めにコントロールできるのがホント凄いと思います。
例えば、例を挙げるとすれば、
阪神タイガースの藤浪晋太郎投手の2015年の成績と比較すると、
四死球 93個
で、1試合当たりの四死球は、4.24個になります。
それに対して、大谷翔平投手は1試合当たりの四死球は、2.75個とかなり少ない数字の結果となっています。
藤浪晋太郎投手がもの凄くコントロールが悪いわけでもなく、大谷翔平投手が異常なくらいコントロールが良いのも、このデーターから読みとれます。
その結果、これだけの勝ち数を積み上げられた要因の一つだと思います。
続いて、プレミア12での成績をみて、分析し、メジャーの球団の評価がどのように変わったのか?お伝えしていきたいと思います。
プレミア12での戦績!
まず大谷翔平投手のプレミア12での成績は、
被安打 3個
という結果でした。
防御率に関しては、13イニングしか投げていないので、参考と考えるとして、何が凄いかというと、イニングに対する奪三振率、そしてイニング対する四死球の少なさがやはり凄いですね。
また、被安打3となっていますが、実際にクリーンヒットはされておらず、実質被安打がゼロに近いと思います。
これによってメジャーの評価は、さらに高くなったと思います。
メジャーのスカウト陣は、どこを評価しているのかは具体的なところわかりませんが、間違いなく、コントロールの良さっていうのは、評価していると思います。
メジャーリーグでは、先発ピッチャーに関しては、100球を目処に考えていることから、十分に大谷翔平投手は、その100球で6イニング、7イニングは投げれると思います。
あるメジャーのスカウト陣の1人は、大谷翔平投手は、いますぐにでも活躍できる選手の1人。
特にあの160キロを超えるストレートは、少々甘く入っても打たれないとの評価がありました。
また、二刀流をやめ、ピッチャー一本に絞った方がいいとの意見も出ています。
私自身は、ストレートにあまりこだわらず、コントロールに細心の注意を払い、150台に半ばくらいにスピードを抑えたストレートを速くみせる投球術を考えてほしいと思います。
そうすることで、これから先メジャーにいったとしても肩を壊す確率を下げ、息の長いピッチャーになれると思います。