ここ数年、3人の外野手が固定できないシーズンがずっと続いていたので、阪神タイガースにとっては最高のドラフト会議となりました。
阪神タイガースの2015年のドラフト会議では、6人を指名し、そのうち5人が大学、社会人からの指名となりました。
それでは、そのうち上位に指名された2人にスポットを当てて、紹介していきますね。
1位指名、高山俊選手!!
それではまず、高山俊選手のプロフィール、野球歴をお伝えしますね。
高山俊選手は、身長181センチ、体重86キロです。
高校は、名門日大三高出身です。
高校では、1年生の秋からライトのレギュラーを獲得しました。
2年生の春には選抜甲子園に出場し、準優勝を果たしました。
3年生の春、夏も連続して甲子園に出場し、夏の甲子園は全国制覇を成し遂げました。
甲子園通算成績は、打率.414でスラッガーとして大活躍しました。
高校卒業後は、明治大学に入学しました。
明治大学では、一回生の春のリーグ戦からレギュラーとして出場し、いきなり打率.417の好成績でベストナインにも選出されました。
その後もヒットを積み重ね3回生の秋には、史上最速で100安打を達成しました。
そして、4回生の秋のリーグ戦で明治大学の先輩にあたるあたる高田繁さんの記録を48年ぶりに更新する128安打を記録しました。
高山俊選手のセールスポイントは、ミート力だと思います。
大学通算安打数を更新したのも、このミート力の凄さだと思います。
大学通算三振数もわずさ10個というのが、ミート力の凄さを物語っていると思います。
それでは、なぜ三振しないのかを考えたところ、高山俊選手のヘッドスピードが誰より早いから、こんなにも少ない三振数しかしなかったのだと思います。
ちなみにスイングスピードは、160キロを超えるらしく、日本ハムファイターズの主砲中田翔選手160キロ、ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手でさえ158キロなので、化け物のようなスイングスピードであることはすぐにわかりますね。
私が高山俊選手の来シーズンを予想すると、打率は.280くらいで、ホームランが10本〜15本くらいの結果を最低残すかなって思います。
まだまだ荒削りではあるけれど、もっと成長の余地があるので、将来的には、読売ジャイアンツの高橋由伸監督のようになる可能性もあると思います。
まずは、ルーキーシーズンでレギュラーを獲得し、新人王を目指してほしいです。
2位指名、坂本誠志郎選手!!
続いて、2位に指名された坂本誠志郎選手は、高山俊選手と同じく明治大学出身の捕手です。
坂本誠志郎選手をプロフィールを交え、野球歴もお伝えしますね。
坂本誠志郎選手は、身長176センチ、体重78キロ、遠投100メートルです。
高校は、履正社高校出身です。
甲子園は、2年生の夏、3年生の春の計2回甲子園出場しています。
高校卒業後は、明治大学に入学し、一回生の春のリーグ戦から出場しました。
大学での全国大会には、2回生の春、秋、そして3回生の秋の計3回出場しました。
2回生の春の全国大会では、ベスト4進出に、1位指名された高山俊選手とともに大きく貢献しました。
坂本誠志郎選手のセールスポイントは、巧みなインサイドワーク、そして地肩はそんなに強くないが、2塁まで2秒の守備力が持ち味です。
阪神タイガースに入団後は、おそらく梅野選手との争いになると思われますが、守備力を考えれば坂本誠志郎選手がスタメンマスクをかぶるケースが多いかなって思います。
バッティングに関しては、正直いって今のレベルではかなり厳しいと思われますが、試合に出続ければ、元ヤクルトスワローズの古田敦也選手のように巧みに配球を読んで、3割近くの打率を残すことができるかもしれないので、金本監督には我慢して使い続けてほしいです。