千葉ロッテマリーンズは、2015年のドラフト会議で夏の甲子園の準優勝した仙台育英高校のスラッガー平沢大河選手を1位指名しました。
2015年のシーズンでは、サードのポジションを今江選手が守っていたが、FAにより今江選手が楽天イーグルスに移籍したため、サードのポジション来シーズンは空いた状態となる。
そこで、サードポジションを守る選手が急務となっていたため、1位指名で平沢選手を獲得できたことにより、来シーズンのレギュラー争いが楽しみになってきました。
それでは、今年のドラフト会議では7人を指名しましたが、そのうち上位2人にスポットを当てて、紹介していきたいと思いますね。
1位指名、平沢大河選手!!
1位指名された平沢大河選手は、仙台育英高校出身で、右投げ左打ちの内野手です。
それではまず、平沢大河選手のプロフィールを交え、仙台育英高校入学後の野球歴をお伝えしますね。
平沢大河選手は、身長176センチ、体重75キロです。
平沢大河選手は、名門仙台育英高校入学後の1年生の秋から遊撃手としてレギュラーを獲得しました。
しかも、打順は3番を任されていました。
2年の秋には、秋季東北大会に優勝し、明治神宮大会にも出場しました。
ちなみに明治神宮大会を簡単に説明すると、各地区大会に優勝したチームが集まり、そのチーム同士がさらに優勝を、要するに全国一を目指す大会です。
平沢大河選手は、その大会でも活躍し、全国制覇を成し遂げました。
決勝の浦和学院戦では、3打数2安打1本塁打と大事な場面での勝負強さが際立ちました。
3年生の春の選抜甲子園では、2回戦で強豪の敦賀気比高校と戦い、1対2の接戦で敗れた。(その後、敦賀気比高校は、勝ち進み全国制覇を成し遂げました。)
3年生の夏は、宮城県大会を制し、春夏連続の甲子園出場を決めました。
甲子園では、
決勝 東海大相模 6-10
と決勝で東海大相模高校に敗れはしたものの、準優勝を成し遂げました。
また、大会通算3本塁打と大事な場面での貴重な本塁打が多かったように思います。
その後、U-18に選出され、主に3番、5番を任され、準優勝に大きく貢献しました。
平沢大河選手のセールスポイントは、なんといってもパンチ力のある打撃が魅力です。
3年生の夏の甲子園でも3本のホームランを放ちましたが、U-18の壮行試合で来年のドラフトの目玉の創価大学の田中正義投手の153キロのストレートをライト前に弾き返すクリーンヒットを打ったことからも、プロでも十分やっていけるのではないかと思います。
また、50メートル6秒2の走力も魅力です。
2位指名、関谷亮太選手!!
続いて、2位指名された関谷亮太選手は、JR東日本出身の右投げの投手です。
それではまず、関谷亮太投手の野球歴をお伝えしますね。
関谷亮太投手は、身長180センチ、体重82キロです。
高校は日大三高で、3年生の夏の甲子園に出場しました。
高校卒業後、明治大学に入学しました。
大学入学後は、1回生の春のリーグ戦から登板し、3回生の春のリーグ戦から先発2番手の主力として投げ始めました。
4回生の春のリーグ戦では、2完封を含む3勝を挙げ、リーグ優勝に貢献しました。
全国大会では、ベスト4に進出しました。
全国大会後は、日米大学野球の日本代表に選出され、2勝を挙げ、大会MVPを獲得しました。
4回生の秋のリーグ戦は、2勝を挙げました。
大学卒業後は、JR東日本に入社しました。
JR東日本では、1年目から登板し、都市対抗の予選では、全4試合に先発し都市対抗にも出場に大きく貢献しました。
関谷亮太投手のセールスポイントは、ダイナミックなフォームからのMAX148キロのストレート。
スライダー、カーブ、そして落差のあるチェンジアップが持ち味である。
決して、ストレートのスピードは速くはないが、都市対抗で、バッターがかなり詰まっていたので、おそらくスピード以上の切れがあるのかと思います。
私は、即戦力として開幕一軍も十分狙えると思います。
まだまだ荒削りではありますが、ルーキーシーズンから楽しみです。