中日ドラゴンズは、2015年のドラフト会議で、夏の甲子園で全国制覇した東海大相模高校の小笠原慎之助投手を獲得しました。
1位指名選手、小笠原慎之助選手!!
1位指名された小笠原慎之介選手は、全国屈指の強豪、東海大相模高校出身で、左投げの投手です。
それでは、小笠原慎之介投手の野球歴をお伝えしますね。
小笠原慎之介投手は、神奈川県の強豪、東海大相模高校に入学し、1年春から控え投手として、ベンチ入りを果たしました。
2年生の春は、肘を痛めて思うような活躍ができなかったが、2年生の夏には、復帰し控え投手として、甲子園出場を決めました。
2年生の秋には、ようやくエースピッチャーとして、背番号1を獲得しました。
そして、3年生の夏は、27イニングを投げて、30奪三振で防御率はナント、0.00の大活躍をみせ、神奈川県大会を制し、2年連続で甲子園出場の切符を掴みました。
甲子園では、オリックスバッファローズに5位指名されました吉田凌投手とともに大車輪の活躍をみせ、決勝まで勝ち進み、仙台育英高校との決勝では、優勝を決める勝ち越し打を放ち、全国制覇を成し遂げました。
その後、楽天イーグルスに1位指名されたオコエ瑠偉選手、ソフトバンクホークスから1位指名された高橋純平投手とともに高校日本選抜に選出されました。
小笠原慎之介投手のセールスポイントは、やはり力強いフォームから繰り出す伸びのある152キロのストレート。
また、120キロほどのキレのあるスライダー。
そして、バッターのタイミングを外すチェンジアップ等を駆使して相手バッターをねじ伏せるのが小笠原慎之介投手のセールスポイントです。
ここで、小笠原慎之介投手は、プロでやっていけそうかどうかっていうのが皆さん気になると思います。
私が小笠原慎之介投手を見た時に能力はもちろん凄いと思いますが、それ以上に凄いと思ったのが、
マウンド度胸の強さだと思います。
例えば、現在ニューヨークヤンキースで活躍している田中将大投手、西武ライオンズで売り出し中の菊池雄星投手なんかは、マウンド度胸があったので、おそらくプロで活躍する思っていました。
しかし、日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手は、たぶんプロでは厳しいと思っていましたが、案の上ダメでした。
小笠原慎之介投手は、そのマウンド度胸が素晴らしいし、バッターに向かう姿勢は、ボールを投げる前から気迫が感じられ、バッターはその時点で圧倒されていると思います。
なかなか1年目から活躍するのは、厳しいかと思いますが、数年後には、チームの柱になりそうな逸材だと思います。
2位指名、佐藤優選手!!
続いて、2位に指名されました佐藤優選手は、大学界の名門東北福祉大学出身の187センチの長身の右投げの投手です。
それでは、まず佐藤優投手の野球歴を紹介していきますね。
佐藤優投手は、高校は宮城の古川学園高校出身です。
高校の時は、甲子園に出場することもなく、特に際立った実績はなかったのだが、ストレートのMAXが145キロだった為、プロからも注目されていました。
高校卒業後は、大学界の名門東北福祉大学に入学しました。
東北福祉大学では、1回生の春のリーグ戦からベンチ入りを果たし、初登板初勝利を挙げました。
しかし、3回生の秋のリーグ戦まで主力ピッチャーとして投げることはなく、ようやく3年生の秋のリーグ戦から主力ピッチャーとして投げ始めました。
4回生の春に4勝、秋には2勝し、通算11勝を挙げました。
佐藤優投手のセールスポイントは、長身から投げ下ろす151キロのストレートが持ち味である。
今のままでも十分に力強さのあるストレートですが、もう少し肘を上げて、バッターに少しでも近いところでボールをリリースすれば、バッターからすれば、もっと脅威的だと思います。
理想としては、現在メジャーリーガーのマリナーズの岩隈久志投手のように投げるのが理想だと思います。
さらに言えば、まだまだ身体全体をうまく使えていないので、うまく身体を使えば、もっと球威も出るはずだと思います。
中日ドラゴンズは、ピッチャーを育成するのが上手な球団なので、今すぐに芽が出なくても、2、3年して戦力になれば、いいんじゃないかと思います。