横浜DeNAベイスターズは、2015年ドラフトで7人を指名しました。
高卒2人で、それ以外の5人は大学及び社会人からの指名でした。
やはり、チーム事情を考えた指名で、即戦力を求めているのがよくわかる指名となりました。
それでは、まず過去5年を遡ってベイスターズの指名選手の傾向を紹介しますね。
過去5年、上位指名選手!!
2位 高城俊人 捕手 九州国際大付高
3位 渡辺雄貴 内野手 関西高
関西高
2位 三嶋一輝 投手 法政大
3位 井納翔一 投手 NTT東日本
2位 平田真吾 投手 ホンダ熊本
3位 嶺井博希 捕手 亜細亜大
3位指名 倉本寿彦 内野手 日本新薬
3位指名 柴田竜拓 内野手 国学院大以上のように、横浜DeNAベイスターズは、2011年の1位指名された北方悠誠選手を除き、1位指名は大学、社会人からの指名となっています。
このことから、ここ数年チーム自体低迷しているので、即戦力を求めていることがわかります。
それでは、今年2015年の上位指名選手2名、1位指名された今永昇太選手、2位指名された熊原健人選手のセールスポイントを紹介しますね。
1位指名選手、今永昇太選手!!
1位指名された今永昇太選手は、駒沢大学出身の左の投手です。
それでは、まず今永昇太投手の野球歴をお伝えしますね。
今永昇太投手は、福岡県の北筑高校出身で甲子園の出場はありません。
高校卒業後、駒沢大学に入学しました。
駒沢大学では、一回生の春のリーグ戦から登板し、デビュー戦は日本大学を相手に1回1/3を4三振を奪い好スタートを切りました。
また、2回生の春は、6勝。
3回生の春は、3試合連続完封。秋は、7勝を挙げ、リーグ優勝を果たし、その後の明治神宮大会でも優勝を果たす。
4回生の春は、今年3月に全日本の合宿中に肩を痛め、一度も登板することはなかった。
ケガから復帰した4回生の秋のリーグ戦は、1勝も挙げることができず、チームもリーグ6位と悔しい入れ替え戦を経験した。
その入れ替え戦も1戦目は完封をしたが、3戦目で打ち込まれ、2部降格の屈辱を味わうことになりました。
今永昇太投手は、3回生の春のリーグ戦で3試合連続完封を達成し、プロから大きく注目を集めるようになりました。
今永昇太投手のセールスポイントは、ゆったりとしたフォームから伸びのあるストレート、そして横滑りのスライダー、さらにカーブが持ち味である。
フォームがゆったりとしているので、ストレート自体は145キロくらいだが、バッターからすれば、それ以上のスピードに感じると思います。
また、コントロールが良いところもセールスポイントである。
私が見たところ、元DeNAベイスターズの藤井秀悟投手に似ていると思います。
課題があるとすれば、縦の変化のボールを覚えれば、さらに良くなるのかなぁと思いました。
ルーキーシーズンは、まずは1勝を目標に頑張ってほしいです。
2位指名選手、熊原健人投手!!
2位に指名された熊原健人選手は、仙台大学出場の右投げの投手です。
まずは、熊原健人投手の野球歴をお伝えしますね。
熊原健人投手は、宮城県の柴田高校出身で、仙台大学に入学しました。
仙台大学では、3回生から主戦として登板し、大学通算13勝4敗でした。
3回生、4回生春のリーグ戦でMVPに輝いています。
熊原健人投手のセールスポイントは、最速152キロの力強いストレートが武器です。
物凄く躍動感のあるフォームから投げる真っ直ぐは、ホント見るからに力強さが伝わってきます。
元DeNAベイスターズの木塚敦志選手を彷彿させるくらいダイナミックなフォームです。
ただ、少しコントロールに難があるところが欠点ですが、これからプロの世界に入って、どれだけ修正できるかが活躍できるかどうかのキーポイントかなと思います。
あの力のあるストレートは、将来的には、守護神となれるくらいだと思いますが、今は山崎康晃投手が横浜DeNAベイスターズの守護神なので、山崎康晃投手につなぐセットアッパーとしてルーキーシーズンは、頑張ってほしいです。