2016年の夏の高校野球、地方大会もいよいよ大詰めとなってきました。
しかし、そんな中で、早稲田実業、龍谷大平安、敦賀気比、大阪桐蔭、花巻東などの強豪校が次々に敗れるという大波乱を起こしています。
そんな2016年に、すでに敗れてしまった強豪校をまとめてみました。
④大阪桐蔭
今年の大阪桐蔭は、プロ注目の好投手高山優希投手を中心に投打に高レベルのチームでした。
激戦区の大阪でも優勝候補の筆頭と言われるくらいの総合力のあるチームでした。
しかし、3回戦で、関大北陽と戦い、先制するが、まさかの1-2の逆転負け。
大阪桐蔭のエースの高山優希投手は、持ち味のストレートで関大北陽打線を2点に抑えるが、大阪桐蔭は、中山遥斗選手のソロホームランのみの1点しか奪えず、残念ながら3回戦負けでした。
画像引用元:ツバメ速報 http://tsubamesoku.blog.jp/archives/1059529097.html
やはり強豪校同士の戦いになれば、数少ないチョットしたチャンスをものにできるか否かで勝敗がわかれるのかなって思いました。
プロ注目の高山優希投手は、今後、プロに行くのか、それとも大学、社会人に進むのか、そのあたりも楽しみですね。
大阪桐蔭の高山優希投手は、まだまだ荒削りなところがありますが、将来的にも伸びしろが十分あると思いますし、
将来的に、どのようなピッチャーになるのか楽しみですね。
⑤智弁和歌山
和歌山県は今年も智弁和歌山が甲子園に1番近いとされながらも、春の選抜大会に出場した市和歌山も差のないくらいチーム力があると大会前は予想されていました。
すると、準々決勝で早くも智弁和歌山と市和歌山がぶつかることになりました。
試合は、両チームもコツコツと点数を積み上げ5回を終えて市和歌山が智弁和歌山を5-4とリードのまま中盤を迎えました。
しかし、中盤以降は市和歌山が中押し、そして、8回、9回にダメ押し点を入れて、結局、10-5の大差で智辯和歌山に勝ちました。
画像引用元:スポーツニッポン http://smph.thenews.ne.jp/detail/864085/?m=top_newslist_spo_pic
なんやかんやで、総合力の高い、智弁和歌山が勝つだろうとの予想が大半でしたが、そんなに簡単ではないですね。
選抜大会に出場した市和歌山は、やはり自力があったのかもしれません。
ただ、智辯和歌山の名将高嶋仁監督が、試合後に残されたコメントで、今年の秋以降
「状況判断しないといけない。最高(の形)なのは、甲子園で勝ってから、というのが理想だけど」と去就に含みを持たされましたが、
今後も智辯和歌山をできれば率いてほしいです。
横浜高校の名将渡辺元智監督が勇退されるなど、高校野球の第一人者が続々といなくなるのは、
やはり高校野球のファンでもある私も淋しいですから。
⑥花巻東
昨年の覇者、花巻東が15年ぶりの初戦敗退となりました。
今年も優勝候補の筆頭とされていましたし、皆さんご存知のように日本ハムの大谷翔平投手、西武の菊池雄星投手の母校で、今年も甲子園に出れば、必ず盛り上がると思っていただけに、初戦敗退は、さすがに残念でした。
春の岩手県大会では、打線がうまく機能していただけに、打線がつながらず、1-3の逆転負けは、さすがに悔しいですね。
画像引用元:スポーツ報知 http://www.hochi.co.jp/baseball/hs/20160713-OHT1T50048.html
花巻東は初戦ということもあり、緊張していたことも考えられますが、このように打線が機能しない時こそ、いかに足を絡めたり、ランナーを進めるようなバッティングをして、点を取っていくのかが重要なポイントかなって思いました。
好投手が出てきたら、どんなに打撃力のあるチームでも、そんなには打てないですから、普段から、そのような好投手が出てきた際に、どう対処すべきかっていうことを想定した練習が必要なのかなって思います。
昨年甲子園に出場していたとしても、やはり夏の地方大会の初戦というのは、かなりの緊張感がありますし、1つ目を勝つというのが、改めて難しいと思いました。
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