2016年の1月2日、3日にいよいよ箱根駅伝が開催されます。

今年は、どのようなドラマがあるのか。

今までの努力と意地、そして仲間との絆をタスキでつなぎ、感動のレースがみれるに間違いありません。

そこで、有力大学の総合的な評価をし、順位の予想を大胆にしたいと思います。

それでは、まず最初に前回大会優勝の青山学院大学を紹介したいと思います。

青山学院大学に死角なし!

前回大会優勝の青山学院大学は、総合的な評価は、ピカイチだと思います。

なぜならば、前回大会の優勝メンバーが8人も残り、さらにパワーアップしているからです。

青山学院大学の監督の原さんがいうには、「学生史上最強のメンバー」というほど、総合力が群を抜いています。

さらに、その中でも、4人のエースがチームを引っ張っています。

そのエースが、

神野大地選手 (4回生、中京大中京高校出身)
久保田和真選手(4回生、九州学院高校出身)
小椋裕介選手 (4回生、札幌山の手高校出身)
一色恭志選手 (3回生、豊川高校出身)

この4人がチームを引っ張っています。

まず、注目している選手の1人目が、神野大地選手です。

前回大会で、山の神と称賛された現在富士通、当時東洋大学の柏原竜二選手の記録をコース変更され、参考記録ながら、間違いなく上回った記録で、往路を過去最高の5時間23分58秒で更新した立役者となったからです

今年は、2度の疲労骨折で、前回大会とは、コンディションがもう一つ良くないとはいえ、11月に開催された全日本駅伝で、8区の区間8位でしたが、元気な走りで、少しずつ調子が上がってきていると思います。

ですので、去年と同じような形のレースは難しいとは思いますが、神野大地選手らしい走りを見せてくれるのではないかと期待しています。

2人目の注目選手が、久保田和真選手です。

久保田和真選手は、2回生の時にケガで低迷していましたが、前回大会の箱根駅伝で見事復活しました。

前回大会では、1区を任されました。

毎年1区、2区は、各大学のエースが名前を連ねますが、その中でも、久保田和真選手は、トップと1秒差の2位で最高流れを作るレースをしました。

また、今年に入ってからは、10月の出雲駅伝の3区を走り、区間賞を獲得しました。

そして、11月に行われた全日本駅伝では、4区の区間賞を獲得しました。

今年に入ってからも、好調が持続しているので、当日の走りにも注目しています。

3人目の注目選手は、小椋裕介選手です。

小椋裕介選手は、前回大会では、7区を任され、区間賞を獲得しました。

また、今年に入ってからもかなり好調を維持しており、ユニバーシアードのハーフマラソンで、優勝しました。

かなり安定感があるので、今年もおそらく良い走りを見せてくれるのではないかと思います。

最後の4人目のエースが、一色恭志選手です。

前回大会では、花の2区を任され、区間3位の力走をみせました。

今年に入ってからは、ユニバーシアードのハーフマラソンで、小椋裕介選手に続き、2位に入り、強さをみせました。

さらに、11月の出雲駅伝では、アンカーを任され、区間賞を獲得し、優勝のゴールテープを切りました。

ちなみに、一色恭志選手は、まだ3回生で、まだまだ成長の余地があるので、これからも楽しみです。

このように、青山学院大学は、流れも変えることができるエースが4人もいるため、他の大学とは総合的にみると、1番優勝の可能性が高いと思います。

また、4人のエースが自分の力をそのまま発揮し、他の選手もそのエースに引っ張られる形の結果が出れば、前回大会の記録の更新ということもあると思います。

私は、2016年も青山学院大学が優勝するのではないかと思います。

皆様も、青山学院大学の4人のスーパーエースにご注目いただき、レースを観戦いただければ、いつもと違った楽しみがあると思います。