リオデジャネイロオリンピックも、開幕まで間近となっていますが、
今大会で最も金メダルに近いとされる吉田沙保里選手は、3大会連続の金メダルを獲得し、
今回は、前人未到の4連覇を狙っています。
3連覇って凄すぎますね。
では、なぜ3連覇ができたのかっていうと、それなりの理由があると思うので、
その吉田沙保里選手の凄すぎるところをお伝えしたいと思います。
画像引用元:朝日新聞
①年齢的な衰え全くなし
今年の10月で34歳を迎える吉田沙保里選手は、年齢的な衰えは全く感じさせないくらいの筋力、体力を兼ね備えています。
現在連勝中ですが、203勝まで連勝記録を伸ばしています。
世界選手権も13連覇にまで伸ばし、今や敵がいないのが現在の状況だと思います。
ただ、一つだけの不安要素があるとすれば、去年の12月に行われた日本選手権で試合をして以来、試合をしていない、
実践的な面で少し不安があると思います。
ただ、吉田沙保里選手は数々の困難を乗り越えて、今の「霊長類最強」とも呼ばれるようになったので、
初戦、2戦目で試合勘を取り戻せば、そのまま上り調子で決勝まで辿り着き、4連覇を達成するのではって思います。
画像引用元:朝日新聞
②なぜそんなに強い?
①で、年齢的な面で衰えが全くないとお伝えしましたが、吉田沙保里選手の強さを支えるのは、
やはり強靭な背筋力
だと思います。
吉田沙保里選手の背筋力は、どのくらいだと思いますか?
見るからに凄そうだなって思いますが、
なんと200キロ超のようです。
凄すぎませんか?
ちなみに、参考程度に、
一般女子の背筋力 100〜120キロ
一般男子の背筋力 140〜165キロ
金本知憲の背筋力 280キロ(高校3年)
松井秀喜の背筋力 240キロ(プロ入団時)
柳田悠岐の背筋力 270キロ
画像引用元:Hatena Fotolife
これを見ていただいて、吉田沙保里選手の背筋力がいかに凄いのかがわかると思います。
一般男子をはるかに超える、男性アスリートとあまり引けを取らないくらいの背筋力があるのがわかると思います。
要するに、男性が女性と試合をするくらいの筋力の差があるのではないかって思います。
ありえないほどの連勝記録、203連勝もこれで、納得しますね。
吉田沙保里選手の強烈なタックルや、守備の時に一切身体を浮かすことない筋力は、
男性並みの並外れた背筋力があるからこそなのではないかって思います。
吉田沙保里選手は、女性の筋力レベルをはるかに超えて「霊長類最強」にホントふさわしいですね。
③ルール変更
また、2015年からは、レスリングのルールが変更されましたのも、追い風かもしれません。
変更前 「2分3ラウンドで、各ラウンドで勝者を決め、2ラウンド取った方を勝者とする」
↓
変更後 「3分2ラウンドで、2ラウンドでの総トータルポイントで勝者を決定」
変更後のルールは、アテネオリンピックまで採用していたルールですが、
要するに2ラウンドの6分間でポイントを多く獲得した方が勝者ということは、
強い選手がより有利となったのではって思います。
変更前のルールなら1ラウンド目にラウンドを取った方が有利に試合を進められることから、
戦略を考えた試合運びをしなければいけないのかなって思います。
しかし、変更後のルールなら、そんなことを考えずにひたすらポイントを獲得することだけを
考えればいいので、吉田沙保里選手にとっては大きな追い風ではないでしょうか?
④まとめ
吉田沙保里選手は、年齢的な面で全く衰えがないので、今回のリオデジャネイロ五輪でも順当に勝ち続け、
4連覇を果たすことは間違いないのかなって思います。
また、2020年の東京オリンピックでは、レスリングが廃止してしまうかもしれないとされていましたが、
存続が決定したことも、ヤル気につながると思うので、追い風となることも間違いないと思います。
そして、吉田沙保里選手が金メダルを取ることにより、日本に勢いをつけてほしいです。
今回のリオオリンピックで4連覇、そして、東京オリンピックで5連覇も夢ではないと思うので、
まずは、今回のリオオリンピックの4連覇に期待したいと思います。